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【プレミアムシート】元MR.BIG、エリック・マーティンの子育て (1/2ページ)
「子育てって、バンド活動より大変かもしれない。双子が生まれた直後の2年間は特別だったよ。おむつを(通算で)7000回は取り換えたね。でも、子育ては最高に楽しかった」
元「MR.BIG(ミスタービッグ)」のボーカルといえば、全米1位を獲得した「TO BE WITH YOU」(1991年)を思い出す人は日本でも多いはず。本格的な活動再開は4年ぶりなのだが、ペースダウンしていた理由が「父親として家族と過ごす時間を大切にしたかった。ロックスターでいるより、父親でいたかった」というから、頭が下がる。
そこで復活の“手みやげ”となったのが、日本の女性アーティストの大ヒット曲のカバーアルバム「MR,VOCALIST」。
「最初、企画が持ち込まれたときには『なぜ自分に?』とも思ったけれど、自分も新しい、実験的なことがやりたかったんだ。だってロックバンドをやったって『ミスタービッグ』と比較されるのは見えている。もう、自分の中の“第1章”は終わったんだ」
「PRIDE」(今井美樹)に始まり、「Everything」(MISIA)、「M」(プリンセス・プリンセス)など、時代は変わるが、いずれもメガヒットの11曲を収めた。
「TO BE WITH YOU」もバラード。「どの曲もみなスムーズでソフト、エモーショナリー。模倣しようとしても、うまくいかない。自分らしく歌った方がいいと思ったんだ。そうしたら、すごく“居心地のいい”曲ばかりになったね。もう自分の曲のような感覚」と語る。
「自分らしい」といっても、いずれの曲にも、もとの曲の“匂い”というか“残り香”が感じられる。
「そこに非常に気をつかったんだ。アルバムを聞く人は、みなこれらの曲とともに育った人。原曲のイメージを大切にしたかったんだ」と、ファンへのリスペクトも忘れない。



