ニュース: エンタメ RSS feed
【インタビュー】一青窈さん初の単行本 いつか歌に…詩の数々 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:邦楽
亡くなった両親への思いも書き込んだ。父とは小学生のとき、母とは高校生で永遠の別れを迎えた。「一番切実で、実感を伴って出せる言葉が、家族の思い出に端を発するものが多いから」。「遺書」と題した一文では、アメリカ留学中に母からもらった2通の手紙に触れた。文面には「頭で考えずにどんなことでも表現なさい」と、娘を案ずる言葉が並んでいる。「今も財布に入れて持っているんです」
曲になってない詩の数々を読んでいると、歌で聞きたくなってくる。「そういう音楽に出会えたり、自分の書いた詩が実体験としてよみがえったとき、たぶん、歌にのせると思います」。読むだけでも十分楽しいが、胸にせまるメロディーと、伸びやかな歌声にのせて聞ける日をぜひとも期待したい。
◇
【プロフィル】一青窈
ひとと・よう 昭和51年、東京生まれ。父親が台湾人で母親が日本人。平成14年にデビュー。すべての作品の歌詞を手がける。


