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「パフューム・ライブ」 ヘビメタなノリ 会場熱狂
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会場の横浜ブリッツ(横浜市西区)周辺には「チケット譲って下さい。青森から来ました」という若者を含め、約20人がお手製の掲示板を掲げて立ちつくしていた。大ブレーク中の女性テクノポップユニット3人組「パフューム」初の全国ツアーの千秋楽(1日)を見たが、最先端のデジ・ロックと昭和アイドル系のパフォーマンスが融合した驚きのステージを展開。1700人で超満員の会場を熱狂させた。
公演の開始前から、彼女たちのイメージと全く違うメタル系の曲がガンガン流れるのが変だ。そしてメタリカのヒット曲「エンター・サンドマン」が大音響で流れた直後、場内が暗転し最新アルバムのタイトル曲「GAME」でショーが始まった。
テクノ系とされる彼女たちのサウンドだが、耳をつんざくような電子音はコーンやロブ・ゾンビのような超ヘビーなデジ・ロックのよう。総立ちの観客は右手を突き上げジャンプを繰り返す。完全にヘビー・メタルのノリ。なのにステージ上のかわいい3人はロボット・ボイスに合わせ、体操のようなユニークなダンスを一糸乱れぬフォーメーションで披露するというギャップ。
途中のおしゃべりタイムでは「そこの人、メガネ曇ってますよー、まだ始まったばかりですよー」(あ〜ちゃん)などと客いじり。苦節9年目での人気大爆発についても「かわいそうな時期ありましたねー。いつ契約切られるかゆうてー」と故郷の広島弁で笑わせる。
出世作の「ポリリズム」と「チョコレイト・ディスコ」が続けて登場すると客席は狂乱状態。2階から見ていると観客が鳴門の渦潮のようにうねっている。アンコールを含め全18曲、3時間にわたり展開した上質のエンターテインメント・ショーだった。(岡田敏一)
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