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【アルバム】“マドンナ的サウンド”の魅力
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マドンナが約2年半ぶりに新作「ハード・キャンディー」をリリースした。人気アイドル歌手のジャスティン・ティンバーレイクやカニエ・ウエストら豪華ゲストとともに、ファンキーで切れ味鋭い電子ポップを聞かせる。
懐かしいディスコ時代のダンス音楽を復活させた前作「コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア」。打って変わって今回は、ソウルやファンクといった米黒人音楽とクールな電子音を融合した斬新(ざんしん)な“マドンナ的ダンスサウンド”を作り出した。
冒頭の「キャンディー・ショップ」はプリンス風のサビのデジ・ファンク。第1弾シングルでティンバーレイクとのデュエット曲「フォー・ミニッツ」はヒップホップ色が濃いSFチックなサウンド。
フジテレビ系月9ドラマ「CHANGE」の主題歌になった話題の「マイルズ・アウェイ」はアコースティック・ギターをフィーチャーしたポップな遠距離恋愛賛歌。本作で最も売れ筋感が強い1曲だ。
このほか70年代の懐かしい米フィラデルフィア・ソウルの影響が色濃い「ダンス・トゥナイト」や、80年代の米人気バンド、トムトムクラブ風のピコピコサウンドが懐かしい「ハートビート」など多種多彩。大衆への訴求力とチャレンジ精神が絶妙にぶつかり合う傑作だ。(岡田敏一)

