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【人、瞬間(ひととき)】あの人 ジャズピアニスト・上原ひろみさん(上) (2/2ページ)
このニュースのトピックス:洋楽
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平成16年、来日してツアーを行ったオスカーの各会場でのオープニングアクトを務めた。オスカーが今は亡き旧友ノーマン・グランツ(ジャズプロデューサー)とレイ・ブラウン(ベーシスト)を追悼してソロで弾いた「レクイエム」を舞台の袖で聴いていて、流れる涙が止まらなかった。
昨年のオスカーの訃報(ふほう)は、報道される前日に、共通の知人から知らされた。「前年の夏にニューヨーク公演を聴きにいったときは元気いっぱいだったので、最初は信じられませんでした」。まる1日たって現実を把握したとき、ショックに打ちのめされた。「ピアノが、どれだけ人に喜びを与える可能性を秘めた楽器かということを教えてくれた、永遠のあこがれの人」はもういない。
今月25日、スイスのベルンで開かれるオスカーの追悼コンサートに出演する。「あのとき聴いた『レクイエム』を、オスカーのために弾こうと思っています」
=敬称略
文 宝田茂樹
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【プロフィル】上原ひろみ
うえはら・ひろみ 昭和54年静岡県生まれ。6歳からピアノを始め、ヤマハ音楽教室で作曲を学ぶ。17歳のときにチック・コリアと共演して話題を呼ぶ。米国ボストンのバークリー音楽院在学中に米国のテラーク・レーベルと契約。2000年「アナザー・マインド」で世界デビュー。’07年「HIROMI’S SONICBLOOM」を結成、現在に至る。

