ニュース: エンタメ RSS feed
長渕剛、究極「愛」ベスト 「今の声で、今の時代にぶつけたい」 (1/2ページ)
孤高のシンガー・ソングライター、長渕剛(51)がベストアルバム「LOVE」(14日発売)、「SONGS」(21日発売)を完成させた。2作品合わせ29曲中13曲を歌い直すという、ベスト盤の概念を超越した意欲作。サンケイスポーツのインタビューに長渕は「今の歌として、今の時代にぶつけたい。だから、今の俺の声で歌いたかった」などど、この2作に込めた思いを激白した。
長渕の“真の原点”、ラブソングの集大成だ。最近ではプロ野球の清原和博選手(40)やF1の佐藤琢磨選手(31)ら、スポーツ界に長渕信奉者が続出。“トップアスリートに力と勇気を与える歌”という印象が濃い。だが、30年にわたり歌い込んでいるテーマは、「愛」だ。
「自分が人を好きになって作った歌、全部聞き直したよ。どっぷりと人を愛したがゆえの、毎日の不安を赤裸々に歌い込んでいる。どの曲も、聞く人が曲の主人公となり、詞の世界へ没入していけるんじゃないかな。今の音楽の世界にはない、愛の風景だよ」
長渕は昨夏、全国7カ所で、女性限定のアコースティック・ライブを行った。初めて長渕の曲を聴き、感涙する女性たちの姿に、「今流行ってるラブソングじゃ満たされないからこそ、俺の歌が、彼女たちの感性に響いたんだと思う」と、曲が持つ力を再確認した。
そして、30年近く前のテープなどを倉庫から発掘。乾燥させて聞き直し、2作品29曲に絞り込んだ。さらに、ベスト盤では空前絶後の作業に着手。昭和54年の初アルバム「風は南から」収録の「君は雨の日に」や、同年発表のセカンド「逆流」の「祈り」など13曲を、現在の声で歌い直した。
「俺は、音楽を消費物とは考えていない。作った時代は初期だけど、今の声で歌って、今の曲として、今の時代にぶつけて、人の心に残したい、刻み込みたいんだ」

