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【インタビュー】ヒューイ・ルイス 後世に残る曲減っている
先ごろ、シカゴとダブル・ヘッドライナー形式で来日公演を行った米のグループ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。ともに1980年代に大ヒットを連発。日本でも高い人気を獲得しただけに公演は大変な盛り上がりを見せた。ヒューイ・ルイス(57)に、今回の公演ツアーの感想や最近の米の音楽市場の動向などについて聞いた。(岡田敏一)
78年にグループを結成したルイスにとって、シカゴ(67年結成)は大先輩。「音楽的にも人間的にも素晴らしい真のプロだよ。それにビル・チャンプリン(ボーカル兼キーボード兼ギター奏者)はおれの高校時代のヒーローだったんだ」
そういって手放しで共演を喜ぶが、ルイスらも80年代は「ハート・オブ・ロックンロール」や大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌「パワー・オブ・ラブ」などでシカゴに負けない人気を誇った。
「レイ・チャールズやルイ・アームストロングが今も大好きだ」という彼だけあって、今回の公演でも全盛期と同様、米ソウル音楽の影響が色濃い楽曲と、ハスキーで力強い歌唱法で観客を魅了(みりょう)した。
このところ、表舞台から遠ざかっていた彼らだが、最近の音楽シーンをどうみているのだろうか。
「後世に残る名曲が年々減っているのは確かだね。だって米の音楽が真に素晴らしかったのは(1941年の)テレビ放送開始前の30年代のことだから。以降、音楽の質はどんどん低下している。60年代より50年代の方がいいし、70年代より60年代の方がいい。それにテレビ文化は音楽だけでなく、古き良き米の文化や慣習を壊したと思うね」
とりわけ最近は「機械に頼りすぎて温かみのない音楽ばかりだよ」と嘆く。「セレブ(有名人)がテレビで私生活をさらしたりするリアリティーショーを見てみなよ。みんな金の亡者じゃないか…」

