ニュース: エンタメ RSS feed
【インタビュー】松下奈緒 “マルチな才能”全開 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:CM
撮影前、東京のスタジオにこもって計30〜40曲を仕上げた。が、いざ鹿児島の現場に入ると東京で制作した楽曲のイメージは一変したという。真っ青な空と海。桜島の壮大さ…。元気あふれる子供たちと毎日、触れ合うことで部屋の中で作り上げたイメージは崩れ去り、新たなイメージが生まれ、具体化していったという。
「この心情表現はフルートで、ここはピアノで…というように大自然のなかで一生懸命に泳ぐ子供たちの生き生きとした表情を間近に見ることでダイナミックなアレンジが鮮明に浮かびあがりました」
完成した映画を見たとき、今回はこれまでと違う見方をしている自分に気づいた。
「自分の演技の確認は当然しますが、子供たちの演技を自分の音楽がダメにしていないかがとても気がかりで。今回は音楽担当としての目でずっと映像を追っていました」
◇
3歳でピアノを始め、音大に進学する。が、「ずっと女優にあこがれていた」。その夢は学生時代にテレビドラマで実現。以来、女優としてのキャリアを積み映画の主演作は早くも5本になる。ただし「音楽は一生続けていきたい」といい、卒業後もクラシックの勉強とピアノのレッスンを欠かさず、ライブ公演も定期的に開いてきた。
“マルチの才能”を開花させているが、「撮影現場では演技に100パーセント、レコーディングの時は演奏に100パーセント自分の力を出し切っています。片方に50パーセントずつ使うという器用なことは私にはできそうにないですね」。本作のように、女優と音楽を担当し一度に200パーセントの力を出し切ると相当、疲れるのでは−。

