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師弟愛感じさせた熱演 ボズ・TOTO日本公演
1970年代末から80年代初めのAOR(大人向けのロック)を代表する米歌手ボズ・スキャッグスと、米バンドTOTOのダブル・ヘッドライナーが日本に上陸した。東京ドームシティ(東京都文京区)の「JCBホール」のこけら落とし公演(20日)を見たが、ノスタルジーを超えた楽曲の質の高さを再認識させられた。
最初に登場したのはボズ。出世作の「ロウダウン」(76年)でステージが始まった。エレキギターを抱え、往年と変わらぬメロウな歌声で「スロー・ダンサー」(74年)など代表曲を披露。約2500人の観客から歓声が。締めの「ブレイクダウン・デッド・アヘッド」(80年)ではTOTOのギター奏者スティーブ・ルカサーが登場しハードなソロを聞かせた。
続くTOTOのステージは一昨年に発表したアルバムの楽曲に「ロザーナ」といった代表曲を配しながら激しい楽器演奏バトルも展開。1階の観客は総立ちだ。締めはビートルズなどでおなじみの名曲「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」(67年)。ここでボズが再び登場、両者掛け合いで感動的な熱唱を披露した。ちなみにTOTO結成のきっかけは大先輩ボズのアルバム製作。熱い師弟愛を感じさせるフィナーレだった。(岡田敏一)

