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20世紀代表する指揮者の一人 フルトヴェングラーに魅了 (1/3ページ)
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■高い精神性 人気も拡大
20世紀を代表するドイツロマン派の指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886〜1954)の人気がマニア以外にも広まっている。世紀の名演「バイロイトの第九」の新音源発売などを機にその音楽を聴いて、魅了される人が増えているようだ。「格調の高さと人間性が魅力」と専門家。新生活を始める人が多い春。「フルヴェン」を聴いて、元気をもらうのはどうだろう。(八並朋昌)
東京・銀座の山野楽器本店クラシック売り場。指揮者別の棚でフルトヴェングラーのCDは最多だ。「常時60点はそろえています。クラシックファンに避けて通れない指揮者で、もともと根強い人気。昨年末から一層注目され、従来多かった50代以上に加え、20〜30代にもよく買われています」と、フロアマネジャーの木村秀孝さん(42)。
1951年7月に独バイロイト音楽祭再開記念で、フルトヴェングラーが振ったベートーベンの交響曲9番の放送用録音が昨年レコード化され、従来の名盤“バイロイトの第九”と微妙な違いがあるため「どちらかが本番前の総練習では」などと話題になっているのだ。「このCDが年末に市販された当初は品切れになるほどで、今も毎日数枚は出る」と木村さん。

