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【インタビュー】ポリスのギタリスト アンディ・サマーズ (1/3ページ)
■マルチに活躍する技巧派
記者の眼前に立つ小柄でにこやかな初老の紳士。宿泊先のホテルから東京・六本木の取材場所まで約10分、てくてく歩いてやってきた。この人がロック史に残る英のバンド、ポリスのギター奏者だとはにわかに信じがたい。
握手してもっと驚いた。柔らかく小さな手。普通のギター奏者なら指がねじれてしまうような複雑なコード(和音)を、この手が難なく押さえ、演奏している…。
結成30周年となる昨年、再結成し、2月に27年ぶりの来日公演を果たしたポリス。今回の来日は昨年の5月末のカナダ・バンクーバーから始まった世界ツアーの一環だが、北米では約140億円を稼ぎ、昨年行われたロックやポップスのコンサートの興行収入ランキングで1位になるなど予想以上の人気を集めた。
「ツアーは長く、バンドの調子が良い日も悪い日もあるが、どの公演会場でも同じ質の演奏を披露し、観客を楽しませることを心がけているよ」
こと日本については特別な思い入れがあるとか。「過去の来日公演も素晴らしいものだったよ。ファンはとても誠実に接してくれるしね」
この言葉に偽りはない。80年と81年に来日公演を行っているが、実はそれだけではない。デビューアルバム「アウトランドス・ダムール」(78年)収録の「ソー・ロンリー」のプロモーション・ビデオはメンバーがお忍びで来日し、東京の都営地下鉄浅草線の車内や駅構内で撮影したことはファンの間では有名だ。



