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【音楽】5年ぶり新曲「ENGAGED」 観月ありさ
■バラードも「しっくり」
5年ぶりの新曲「ENGAGED」(エイベックス)を出した観月ありさ。現在、ドラマ「斉藤さん」(日本テレビ系)で「筋の通らない話は許せず、世間の間違いに物申す」という役を好演。新曲は、この視聴者から共感を得ている番組の主題歌だ。
観月の歌のイメージは、主演ドラマ「ナースのお仕事」のようにアップテンポで元気印だが、今回はラブバラード。
「年を重ねて30代になり、詞への共感も強まり、バラードもしっくりしてきました。実は、歌の準備はずっとしていて、この歌のレコーディングも2年前から。タイミングを待っていました」
本当はライブが好きで、早くお客さんの前で歌いたいが、現在はドラマ収録の合間をぬって、歌番組への出演が精いっぱい。さらに、以前なら、数日前からボイストレーニングをして声の調子を整えたが、今はそんな余裕がない。テレビ局の楽屋にボイストレーナーに来てもらい、歌唱の30分前からのどを温めてしのいでいる。
幼いころからドラマなどに出ている観月も、今回は幼稚園児を持つ母親役。共演は、収録の合間に小島よしおの「そんなの関係ねえ」とはしゃいでいる2回りも下の子供たちだから、ギャップはある。しかし、「時代や世代は違っても、人として変わってはいけないものをメッセージする『斉藤さん』を見てスッキリして、『ENGAGED』を聴いてホッとしていただきたい」と話す。
観月が歌詞で最も共感するのは「心から…ありがとう…言えるよ」というフレーズ。「斉藤さん」は、「ちょっと、それ違うんじゃないですか」と言いながら、ひたむきに生きる「斉藤さん」に救われ、最後には「ありがとう」と周囲に感謝されるドラマ。「素直に感謝できるってステキ」と語る観月の笑顔がドラマと重なった。(音楽ジャーナリスト 湯浅明)

