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【MOSTLY CLASSIC】平和を祈る交響楽団 (1/2ページ)
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■「戦争レクイエム」東京・墨田で相次ぎ公演
オーケストラが平和の祈り−。昭和20年3月10日の東京大空襲で甚大な被害を受けた東京都墨田区にある、すみだトリフォニーホールで3月、新日本フィルハーモニー交響楽団と群馬交響楽団が相次いで、英国の作曲家、ベンジャミン・ブリテンの大作「戦争レクイエム」を演奏する。戦争の悲惨さを訴えた作品で平和へのメッセージを発信する。(岡田聖夏)
9日の新日本フィルの公演を指揮する音楽監督、クリスティアン・アルミンクは「ただ平和をと叫ぶのではなく、異なる民族や国が互いに理解しあい、許しあう架け橋となることが、今日この作品を演奏する意義」と公演への意欲を見せる。
「戦争レクイエム」は、第2次世界大戦で大破した英国、コベントリーの聖ミカエル教会の大聖堂が再建された1962年、献堂式で初演が行われた。戦争の悲しみ、戦争の生み出した悲惨さを語ろうとしたブリテンはこの曲で、通常、レクイエムの歌詞に用いられるラテン語の典礼文に、第一次世界大戦で亡くなった詩人・ウィルフレッド・オーウェンの反戦詩を織り交ぜた。
すみだトリフォニーホールに近い錦糸公園は、東京大空襲で被災した遺体の仮埋葬所だったという。「この地にあるホールだから平和の尊さを発信していきたい」とホール広報の新井伸也さん。

