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「ソロ演奏はスピリチュアルな体験」 TOTOのギター奏者スティーヴ・ルカサー (1/4ページ)
このニュースのトピックス:洋楽
「僕にとってのソロ演奏はスピリチュアルな体験なんだ。神に弾かせる心境で臨む。名演はそうして生まれるんだ。実際、録音スタジオでソロを弾き終わり、それを聞き返すとき『どうしてこんなのが弾けたんだろう』と考えてしまうことがよくあるよ。説明がつかないんだ」と語るTOTOのギター奏者兼ボーカル担当スティーヴ・ルカサー(岡田敏一撮影)1970年代後半から80年代初頭にかけて日本でも大人気だった米歌手ボズ・スキャッグスと米バンドTOTOが3月に来日し、ジョイント公演を行う。団塊ジュニアの世代を中心にチケットの売れ行きも好調だが、一足先に来日したTOTOのギター奏者スティーブ・ルカサー(50)は3月5日に9作目のソロアルバム「エバー・チェンジング・タイムズ」を発売する。「ギター奏者としてではなく、歌手やソングライターの視点で作った作品だ」と胸を張る。(岡田敏一)
当時、ボズとTOTOは都会的で洗練されたサウンドで人気を博したAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を代表する存在だった。
TOTOはボズをスターにした名アルバム「シルク・ディグリーズ」(76年)の録音に参加した凄腕スタジオ演奏家5人が77年、ロサンゼルスで結成したバンド。キーボード奏者が2人というロックバンドとしては珍しい形態で、スタジオ演奏家にありがちな自己中心的な演奏技術の誇示を排し、ジャズ、フュージョンなどあらゆるジャンルの音楽に対応できる高度な演奏技術を持ちながらも、ポップで親しみやすいロックを披露。日本でも一世を風靡(ふうび)した。

