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史上初の黒人演歌歌手デビュー 見た目はヒップホップ、歌声は哀愁ド演歌 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:紅白歌合戦
■祖母の夢に応え
祖母の多喜子さん(享年76)は、第二次世界大戦後、神奈川県に駐留していた米国軍人と結婚。米ペンシルベニア州ピッツバーグへ渡った。
美空ひばりさんが好きだった多喜子さんは、家でレコードをよくかけ、ジェロは5歳で「越後獅子の歌」を歌えるようになった。祖母と母はジェロに「大きくなったら日本に行って演歌歌手になってね」と夢を語りかけていたという。
祖母と母以外は、家族で英語で話していた一家。「演歌歌手になるためには日本語を学ばなければがうまくないといけない」と思い、15歳のときに日本語スピーチコンテストに参加し来日。
米国に戻りピッツバーグ大情報科学部でシステムエンジニアリングを勉強をしたのち、平成13年に関西外語大に留学し再来日した。同時に演歌歌手になるため、和歌山県で英会話学校の講師をしながらカラオケ大会を次々と転戦して機会をうかがっていた。
■紅白出場が目標
歌手への道が開けたのは、再来日2カ月後に和歌山県新宮市で開かれたNHK素人のど自慢大会に出場したことだった。ヒップホップファッション「坂本冬美の夜桜お七を歌います」と紹介し会場は爆笑。しかし、みごとな歌唱力で合格し準グランプリに。
そのうわさを聞いたビクターの関係者が17年に別の大会でジェロが歌うところをみて、歌唱力だけでなく存在感のある個性も評価しスカウトした。








