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受け継いだ「日本の心」を歌う 黒人演歌歌手ジェロ 20日デビュー (1/3ページ)
このニュースのトピックス:紅白歌合戦
【サウンドボックス】黒人演歌歌手ジェロさん。米ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。日本人である祖母の影響で子供の頃から演歌を歌い始めた。2008年2月、シングル「海雪」でデビュー=東京都港区のビクターエンタテインメント本社(栗橋隆悦撮影)日本の演歌史上初、米国出身の黒人演歌歌手が20日にCDデビューする。米ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれで、母方の祖母が日本人というジェロ(26)。「おばあちゃんの祖国日本で演歌歌手になる」という夢をかなえ、秋本康さん作詞、宇崎竜童さん作曲のデビューシングル「海雪」をビクターエンタテインメントから発売する。
■平坦でなかった道のり
「♪あなた 追って出雲崎〜、悲しみの日本海〜」
歌を聞いただけなら、これがヒップホップ風のカジュアルなファッションで歌う外国人の演歌とは誰も思わない。流暢(りゅうちょう)な日本語、鍛えられた発声と“こぶし”、そして切ない女心を歌い上げる表現力。米国人のジェロが、“日本のソウルミュージック”である演歌のプロ歌手となるまでの道のりは平坦(へいたん)ではなかった。
祖母は終戦直後、米国軍人と横浜で結婚。ジェロの母親を出産して渡米した。5〜6歳のころ、祖母が口ずさむ演歌を聴いて心ひかれ、「おばあちゃんの喜ぶ顔が見たくて一緒に歌った」。

