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【MOSTLY CLASSIC】「ばらの騎士」最高布陣で (1/2ページ)
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■びわ湖ホールがプロデュース・オペラ10作目
びわ湖ホール(滋賀県大津市)で、リヒャルト・シュトラウスの代表作「ばらの騎士」(全3幕)が2、3日に上演された。同ホール芸術監督、沼尻竜典の就任1作目の同ホール・プロデュース・オペラ。ドイツの歌劇場ベルリン・コーミッシェ・オーパーの総支配人で演出家のアンドレアス・ホモキ演出の斬新な舞台が客席を魅了した。(田子元気)
沼尻の前の初代芸術監督、若杉弘は、日本で上演されたことのないベルディの歌劇に取り組み、プロデュース・オペラ9作目の「海賊」で同ホールは文化庁芸術祭大賞を受賞した。
沼尻は昨年4月に芸術監督に就任。「ばらの騎士」はプロデュース・オペラの10作目で、ドイツ・オペラの上演は初の試み。同ホールと神奈川県民ホール(横浜市)の共同制作、東京二期会の共催と力が入っている。
この「ばらの棋士」は2006年4月にベルリン・コーミッシェ・オーパーで上演された話題の演出。18世紀中ごろのウィーンの貴族社会を舞台に、ひとときの官能と時とともに失われていく若さへの哀切をロマンチックな音楽で描いている。ホモキの演出は、白と黒のコントラストが鮮烈なシンプルな装置。歌手たちのさまざまな心の動きや人間模様を印象的に際立たせた。
オーケストラは沼尻が今春から首席客演指揮者を務める大阪センチュリー交響楽団。元帥夫人役を歌った、ソプラノの岡坊久美子(2日)、佐々木典子(3日)ら歌手陣も健闘した。