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【音楽】口笛太郎Duo 魅力あふれる口笛の音色
口笛とアコースティックギターのデュオ「口笛太郎Duo」が好評だ。カフェで始めたライブが評判を呼び、大手レコード会社からアルバムも発表。シンプルな構成ながら、色とりどりの音色で楽しませてくれる。
ともに会社員の口笛太郎と、ギターのビッグマクニー大里。以前から知り合いだった2人は昨夏から、大里の行きつけの東京・二子玉川のカフェで月1回ライブを始めた。
「カフェの店長から声をかけてもらって。ぜひライブをやりたいと思ったんですが大仰なセットが組めなくてどうしようかなあと考えていたときに、あっ、口笛太郎がいるなと。口笛なら聴く人たちの耳障りにならないと思いました」と大里。
「落ち着いたカフェの雰囲気にとけ込むようにBGM的に」(太郎)と活動をスタート。ナチュラルな響きと口笛の軽やかな吹きっぷりが受け、少しずつライブ目当ての来店客が増えていった。
大手レコード会社の担当者も足を運ぶようになり、あれよあれよとCD制作の話に。週末などを利用してレコーディングを行い、先月、初のアルバム「風とギターケース」の発表にこぎつけた。
ボブ・ディラン「風に吹かれて」、坂本九「見上げてごらん夜の星を」など1960年、70年代の8曲をカバー。「口笛は歌詞を歌えないから、メロディーがいい曲を選びました」と太郎。「ギターなら手本になるような作品が多いけど、口笛にはそんなCDがない。口笛がうまくなりたいなあと思う人たちの参考になれば」
今月5日発売の絵本版「象の背中」(秋元康原作)では2人が主題歌を担当、付録CDに収録された。自身の活動を充実させるだけでなく、子供たちにも口笛の魅力を伝えていきたいという。
太郎は「子供は練習するとものものすごく上達しますからね。もっと盛り上がって『口笛界のスター』が生まれてほしいですね」と期待を込める。(安田幸弘)