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驚き!1枚20万円のCD カラヤン第9がガラス盤に
ユニバーサルミュージックは、名指揮者の故ヘルベルト・フォン・カラヤン氏の指揮によるCDボックス「ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125〈合唱〉1962」を300枚限定で発売した。税込み価格は20万円。音質を高めるためCD盤にガラスを使用、置物風のボックスとCDケースに内蔵されている。1枚でこれほど高額のCDは異例で、同社はギネス申請を検討している。
収録曲は、カラヤン指揮の1962年録音ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏の「第9」。クラシック名門レーベル、独グラモフォン社からカラヤンがデビューした当時の作品。世界の脚光を浴びるきっかけとして愛好家に人気がある。同社の協力でオリジナルマスターテープからリマスタリングが実現した。
ユニバーサルミュージックは今夏、日本の音楽メーカーがガラスをCD盤に使い音質を高める技術を開発したことを知った。カラヤンが来年生誕100年を迎えることもあり、「師走に『第9』を」と制作を決めた。
ガラスを使うことで、「データ読み取りの際に乱れが少なく多くの情報が透過する。重さがあるため回転に安定があり音のゆがみが生じにくい」(制作担当の飯塚義典氏)という。
しかし、材料費が通常CDの約250倍かかるうえ、ガラスを熱してさます時間がかかるなど手間がかかるために高額になった。
ユニバーサルミュージックは昨年、モーツァルト作品の180枚組CDボックスを25万円で発売したが、1枚での金額は今回が世界的最高額を更新したとみている。
20万円は庶民には高根の花だが、「アナログレコードに近い音質になり、熱や湿気に強く耐久性が高い。クラシックファンはそうした価値のお金をおしまない」(飯塚氏)。CD店への予約が発売前に100枚を超えたという。
同社はギネスの記録を調べ、1枚の世界最高額を更新していれば申請を検討するという。


