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【輝interview】ミュージシャン・斉藤和義 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:年末・年始
「昔の作品をカバーしようとしていろいろな歌の本を見た。阿久悠さんの詞などを見ても、曲は短いけれど、まるでショートムービーを見ているみたいで自分に置き換えることもできる。一度(曲を)聞いて、絵が浮かぶような曲っていうのは、改めていいなと思った」
そういえば、「I LOVE ME」全体からうける“におい”も懐かしい、歌謡曲のようなイメージだ。「今回は、曲をつくるっていうより、『歌』をつくるっていうイメージでした」と話すのもうなずける。
全曲、全部の楽器を自分で演奏し、多重録音した。こちらは10年ぶり。「すべての楽器で思いの方向が一つになる」と理由を話すが、「大阪の楽器屋で、ちょうどいいドラムを、ついに買ったんです。それでたたきたかった。今までは借りてましたから…」と笑う。
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新年からはライブツアーが始まる。「ライブはミュージシャンの基本。ライブがあるからアルバムを作っているような気持ち。ライブやって、新曲をやって、やっとそれでアルバムが『完成』っていうことになる」
「I LOVE ME」は楽器も自分で演奏したはず。ライブではバンドのメンバーが演奏するが? と水を向けると、「別のメンバーが演奏することによって、また曲の感じが変わる。それが面白い」という。
デビューしてから15年。「面白い」ものを常に目指して変化を続けるから、新鮮さを失わないのだろう。そういえば、「虹」でも「どうせ迷路なら 笑って行こうぜ きみとギターとネコと…」と歌っていた。愛するギターと、目つきの悪い「文太」や「大福」ら5匹の愛猫たちと、本当に笑顔で人生を渡っているのかもしれない。
文・広瀬一雄



