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【人語り】自衛隊出身のシンガー・ソングライター 沙saori織(26) (1/3ページ)
「この翼広げて羽ばたいた太 陽は 自由な空を包みこん でいくよ 溢れだす笑顔は 明日へ続いていく 揺らが ない心 永遠に…君とい る」
9月16日、北海道・旭川の陸上自衛隊旭川駐屯地で開かれた第2飛行隊のイベント「スカイラブ」。透き通った透明感のある歌声が、集まった人々を魅了した。高校卒業と同時に入隊し、陸自隊員として5年間過ごした場所で、かつての上司や仲間たちに、新たな道を歩き始めた自分の元気な姿を見てほしい−。披露した「光−hikari−」には、ヘリコプターからみた景色など飛行隊にいたときの経験、日々の思い出がちりばめられている。
「演習中は苦しく、辛く、そして我慢できないくらい汚れるので、寸暇を惜しんで最小限の身だしなみを整えるのに苦労しました。でも夜間、演習場で満点の星をみて癒(いや)されました。どんなにおびえる夜でも必ず朝が来て、朝陽をみて元気になっていました。野性的なんですかね」
平成17年3月、陸士長で退職した。「飛行隊は災害派遣などで一番民間と接していて、しかも命がけの現場でした。その現場にいることができたことは、かけがえのない経験であり財産です。一生ものの物語であり、歴史でもあります」
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小学生のころから歌が大好きだった。いつもCDを聞きながらコンポに向かって、あるいは母を観客に見立てて1人で歌っていた。「チャゲ&飛鳥やBzが好きでした。帰宅した兄が歌声が外にまで響いてうるさい、と怒ったぐらい大きな声で歌っていました」。中学生になるとカラオケボックスに行っては広瀬香美を歌った。「学園祭では友達・先生とチームを作って歌い、大喝采(かつさい)を受けた。それが初めてのライブ経験でしたね」
得意だったのは歌だけではない。小学6年生のとき、すでに163センチだったという長身を生かし、小学高学年はバレーボール部、中学ではバスケット部で活躍した。







