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【話の肖像画】タクトと鍵盤と人生と(3)ダニエル・バレンボイムさん (1/2ページ)

2007.10.24 12:33
このニュースのトピックスクラシック

 □世界文化賞受賞指揮者・ピアニスト

 ■演奏する音楽がその瞬間は好き

 ≪黒のダークスーツでびしっと決め、いすに深くかけ、時折こめかみに手を当てながら、一気にしゃべる様子は、まさに情熱的で精力的なバレンボイム氏の特徴そのもの。取材も佳境に入り、輝かしい経歴を語る彼は、まるでマシンガンのように話し続け、質問をはさむ暇もないほどだ≫

 バレンボイム 先ほど面白い試みと言いましたが、実は私が1974年に迎えられたパリ管弦楽団の歴代の指揮者は、ミュンシュ、カラヤン、ショルティら錚々(そうそう)たるメンバーでした。そこに32か33歳の私ですからね。楽ではないですよ。でも、パリでのレパートリーは、私には新しい音楽が多く、振り返れば実り多い時期でした。

 ≪シャルル・ミュンシュ(1891〜1968年)=フランスの指揮者。ボストン交響楽団やパリ管弦楽団などで指揮者を務めた。

 ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908〜89年)=オーストリア出身。世界で最も著名な指揮者のひとり。ヴィルヘルム・フルトベングラーの死去後、世界最高ともいわれるオーケストラ「ベルリン・フィル」の音楽監督を30年以上にわたり務め、クラシック界を牽引(けんいん)する「帝王」と呼ばれた。

 ゲオルク・ショルティ(1912〜97年)=ハンガリー出身の指揮者。パリ管弦楽団、シカゴ交響楽団などで音楽監督を歴任≫

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