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ギタリスト・村治佳織 音色も髪型も新たに (1/4ページ)
一説によると、赤ちゃん用の小さなギターを抱えて生まれてきて、産声の代わりに「禁じられた遊び」をつま弾いたとか−。
「それはないですけど、『禁じられた遊び』は、だれに教えてもらったわけでもなく、気がついたら弾けるようになっていたんですよぉ」
2歳半のとき、早くも子供用のギターをプレゼントしてもらい、ギタリストとしての人生を歩み始める。父親がギター教室の先生だったので、遊び心と好奇心がごく自然に、ギターを弾く環境を受け入れていったのだろう。
「父が卓球選手だったら、卓球の世界を目指していたかもしれませんね」といって笑うが、それでもやはり最後は(ラケットを捨てて)ギタリストになっていただろうと、記者は信じる。
小学校の卒業文集にも「将来はギタリストになりたい」と書いた。ギターを弾く人がギタリストなら、そのときすでに立派なギタリストだったわけで、「人生にはギタリストであることを辞める選択肢もあるんだと初めて気がついたのは、パリで独り暮らしをしていた20歳のころでした。独りになって考えて、まわりの人が見えてきて、自分のことも見返すことができるようになったのでしょう」と分析する。
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