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【話の肖像画】ビートに刻む先祖への感謝(5)ミュージシャン・つのだ☆ひろさん (2/2ページ)
このニュースのトピックス:話の肖像画
−−どのような指導をしているのですか
つのだ 個人の方向性を決めつけるような指導はしません。建設の仕事に例えると、ノコギリの正しいひき方やくぎの打ち方を教えているようなものです。犬小屋を作るのか、神社仏閣なのかを決めるのは本人です。
≪平成17年4月、総合音楽学校「WILD MUSIC SCHOOL」(東京都文京区)を開校≫
−−ドラムやギター、ピアノやベース、ボーカル科などさまざまな楽器などを学べる場を設けていますね
つのだ 自分が今まで音楽人として知り得たすべてをつぎこんで、より総合的に音楽そのものを学ぶ場所を作りたかったので、「総合音楽学校」を開校しました。
−−自分でも教えているのですか
つのだ ここで僕は主にドラムや歌の指導をしていますが、音楽よりも、まず先に、子供には、レッスン料を払ってくれる親に感謝する気持ちを教えます。その気持ちが持てないのなら「来る必要はない」と言います。それから、勉強が第一です。ミュージシャンには学校の勉強が必要なこともあるのです。
−−育てたいという思いが強いのですね
つのだ 育てたいというよりも、育つようにしてあげたい。育つのは本人です。金銭目的の人間が運営している学校に入った若者が見捨てられていくのが許せない。世話になった師匠や仲間たちへの恩返しのつもりで運営しています。感謝の気持ちは僕の原動力になっています。その思いを次世代にも受け継ぎたいと思っているのです。=おわり(竹中文)
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【プロフィル】つのだ☆ひろ
昭和24年、福島県生まれ。「渡辺貞夫カルテット」のドラマーとして活躍。現在は総合音楽学校「WILD MUSIC SCHOOL」で次世代の育成にも励む。