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【話の肖像画】ビートに刻む先祖への感謝(4)ミュージシャン・つのだ☆ひろさん (2/2ページ)
このニュースのトピックス:邦楽
《高校卒業後間もなく、日本を代表するジャズサックスプレーヤー、渡辺貞夫さんが率いる「渡辺貞夫カルテット」に所属する》
−−きっかけは?
つのだ バンド仲間が出演していたニッポン放送のジャズ番組の収録をのぞきに行ったときに、スタジオに入ろうとしたら、ドラムを担当していた渡辺貞夫さんの弟さんが出てきた。トイレに行ったのだと思ったら、兄弟げんかをしたようで、戻ってこなかった。そして、いきなり、ギタリストから「この曲、お前だったらどうたたく?」と言われた。僕がたたき始めたら、録音ブースの向こうにいた渡辺貞夫さんがぱっと顔を出して、アドリブを始め、セッションになった。翌日、電話がかかってきて、バンド入りを告げられました。
−−うれしかった?
つのだ もちろん。僕は「渡辺貞夫カルテット」の楽器を運ぶバンドボーイをしていたことがあったので、自分が入るなんて、夢みたいでした。渡辺さんは僕がバンドボーイだったことは覚えていませんでしたが。
−−転機でしたね
つのだ 7つのバンドを辞めることになりました。仲間には迷惑をかけましたが、皆、祝福してくれました。だから僕もチャンスをつかんだ人は笑顔で送りだすようにしています。それから米、英、仏、独など6カ国を巡る世界ツアーへと旅立ちました。20歳になったばかりでした。(竹中文)
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【プロフィル】つのだ☆ひろ
昭和24年、福島県生まれ。「渡辺貞夫カルテット」のドラマーとして活躍。現在は総合音楽学校「WILD MUSIC SCHOOL」で次世代の育成にも励む。