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【テレビ】「ショート」が面白い 1分半ドラマ、5分アニメ…
テレビ各局で1分半から5分くらいのミニドラマが増えている。既存の連続ドラマの視聴率が低迷するなか、視聴者のニーズはより短い、エッジの効いた内容の作品。ショートコントなどが受ける今のお笑いブームもそんなところに理由があるようだ。(松本明子)
TBSで14日から始まった新ドラマは、1分半劇場「御手洗ゼミの理系な日常」(全80話予定)。月、火、水曜の週3回、午前3〜4時台の他番組の途中に、1話約1分半のドラマを挿入する。
長生啓プロデューサーは「ゲリラ的スタイルで2年前にスタートしてだんだんと浸透してきた。深夜ならではのとんがったドラマで、コアなファンが多いかもしれないが、携帯、ネット配信とともに増えていく傾向にある」と話す。第1弾のDVDは5000セット以上売れるなど、連ドラでもかなわないような数字を記録した。
「御手洗−」は、都内にある大学の理系研究室で起こるさまざまなドラマ。御手洗ゼミの研究生役には川村ゆきえ、浜谷健司(ハマカーン)らがふんし、脚本は浜谷の相方で、タレントの神田うのの実弟でもある神田伸一郎らが担当する。
一方、5分間のショートアニメも登場した。英語の勉強をテレビ、ラジオ、ネット、テキストなどさまざまなメディアを横断して露出するNHK初のクロスメディア企画「リトル・チャロ」。日本で生まれ、家族と旅先の米国ではぐれてしまう子犬、チャロ(声・純名りさ)の物語。そのアニメ部分が5分で、総合で日曜午後11時半、教育で水曜午後7時45分から放送されている。
長野真一担当部長は「5分のアニメはおそらく初めて。これは英会話の勉強でもありますから、広い年齢層を考慮した場合、人間の生理として5分が限界かな、と」。同局では2年前、5分のミニドラマ「その5分前」を放送し話題を呼んだ。
3〜5分の番組は、過去にも料理やバラエティーであった。今年は「関根勤5ミニッツ・パフォーマンス」(BSフジで再放送中)などがマニアックな笑いを紹介。テレビ朝日の5分の音楽情報番組「音魂(おんたま)」は、深夜ながらアーティストによっては視聴率が10%を超えることも。その流れがドラマの世界にも訪れている。
放送ライターの一ノ瀬智さんは「お笑いの影響もあるかもしれないが、視聴者は早く“オチ”を知りたがる。ダラダラとした物語はもう結構ということかもしれない」と分析している。


