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NHKドキュメント “明るい”遺影撮影会
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「撮影会」というと祝い事を想像するが、こちらは遺影の撮影会−。NHKのドキュメント・にっぽんの現場「明るい“遺影”」(14日後11・0)はお年寄りたちの“大舞台”に密着した一編だ。
滋賀県湖南市のデイサービスセンターの約50人のお年寄りに撮影を提案したのは東川晃子所長。
「遺影のことを気にしているお年寄りは意外と多い。本人が満足する遺影を作ってあげたい」
そんな思いから、人物写真を得意とする知人の写真家・大西暢夫さんに依頼。大西さんにとっても初体験の仕事だったが、「年輪を重ねた表情にひかれる」と延べ20日がかりで全員を撮影した。
取材に当たった大津放送局の村瀬慶子ディレクターは「所長の話にもっと拒絶反応があると思った」というが、「俺は紋付き」「べっぴんさんに撮ってもらう」と手応え上々。
中には「切実やねん」と戸惑いを見せる人もいたが、人生話にじっくり耳を傾け“最高の輝き”にかける大西さんの仕事ぶりをのぞいた後は快くGOサイン…。1人30枚撮った中から選んだベストショットにみんな納得の表情で、タイトルの“明るい”に違和感はない。
脳出血の後遺症と向き合って生きる元医師、妻孝行を考えていた矢先、妻が発病した元猛烈サラリーマン、万引取締の仕事に誇りを持っていたという女性…。30分の短編の中に激動の時代を生きた人々のドラマが凝縮されている。
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