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【CM】美女5人共演のワケ
このニュースのトピックス:沢尻エリカ
今年のヒットCMを振り返ると、複数タレントを起用したCMが目立った。カネボウ化粧品の新しいメイクアップブランド、コフレドールもそのひとつ。常盤貴子、中谷美紀、柴咲コウ、沢尻エリカ、北川景子とそうそうたる面々。かわいらしい小悪魔から凛(りん)とした大人の女性まで、個性の異なる5人が顔をそろえた。
美の競演CMといえば、競合ブランド・資生堂/マキアージュも忘れてならない。一昨年から4人の女優を起用。この冬からは篠原涼子に代わり、モデルの杏が登場した。
携帯電話CMの顔ぶれも多彩で、NTTドコモは総勢8人。ソフトバンクモバイルは上戸彩や白い犬・予想GUYらが画面を賑わせる。
しかし、これら複数タレントCMブームの火付け役は、やはり資生堂シャンプー/TSUBAKIだろう。仲間由紀恵ら総勢6人の女優が登場したのは昨春のこと。鮮烈なデビューに続き、金メダリスト荒川静香の起用、新ブランド白TSUBAKIのフォロー等、巧みな話題作りが奏功し現在もヒット中だ。
複数タレントの共演は、それぞれの関係性が影響しあい、ソロ・タレントの魅力を増幅させる。ジャニーズ事務所のグループタレントの継続的な人気もこれが一因。短期間に小規模な流行が繰り返され、国民的大スター不在となったこの時代、複数キャラクターCMは必然的に生まれた手法といえよう。
くしくもSMAPと同じ5人から成るコフレドール。多様な女ゴコロをどう捕らえるか、今後の展開に期待したい。
(CM総合研究所代表 関根建男)