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子供向けじゃない! ファンタジー映画「ベオウルフ」
【リノ(ネバダ州)=USA TODAY(フォレスト・ハルトマン)】コンピューター・グラフィックス(CG)を駆使したファンタジー映画「ベオウルフ」が全米で公開されている。
ゲルマンの叙事詩をニール・ゲイマンとロジャー・エイバリーが脚色、ロバート・ゼメキスがメガホンをとった。
勇敢な戦士ベオウルフ(レイ・ウィントン)はのろわれた巨人グレンデル(クリスピン・グローバー)を退治。しかし、その母(アンジェリーナ・ジョリー)の復讐(ふくしゅう)にあい・・・。腐敗した王フロースガール役でアンソニー・ホプキンスも登場。CGで加工されているものの、アンジェリーナ・ジョリーのヌードも拝める大人向けの作品となっている。
神秘的な生き物や化け物たちはリアリティーがあり、戦闘シーンは迫力満点。レイ・ウィントンの演技もいい。ただ、スクリーンを見ていると何か違和感がある。人間の表情がおかしい。動きが鈍いのだ。
脚本は原作に登場する人物に深みを与えているが、才能豊かな2人が手がけた割に、せりふが雑なのが気になる。
残念ながら、この作品は万人向けではない。「300(スリー・ハンドレッド)」や「ロード・オブ・ザ・リング」が好きな人なら、劇場に足を運んでも後悔しないだろう。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.