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【明解要解】「亀田寄り」TBSの実況に抗議殺到 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:女子アナ
TBSが放送したWBC世界フライ級タイトルマッチの“激震”が、なおも続いている。王者・内藤大助選手に対し、挑戦者の亀田大毅選手は反則を繰り返し、1年間試合禁止という厳罰を受けた。が、試合中、TBSは目に余る「亀田選手寄り」の実況を展開。視聴者から抗議が殺到した。TBSはその後、謝罪したが視聴率優先のバランスを欠いたスポーツ報道が問われている。(文化部 戸津井康之)
「チャンピオン(内藤選手)が時間稼ぎをしています」。試合中、両選手がクリンチする度にアナウンサーはこう実況した。が、主審に見えない位置で亀田選手の腕が内藤選手の頭や首を絞め上げている映像がテレビ画面では流れていた。
瞬間最高視聴率は関西地区で40.9%、関東37.5%(ビデオリサーチ調べ)。人気競技のプロ野球でも高視聴率が取れない昨今のスポーツ中継にあり、驚異的な数字を記録したが、あまりに偏った放送内容や試合開始までの前置きの長さに、TBSには視聴者から約1500件の抗議が殺到した。
翌日からTBSは報道番組などの中で、この放送を検証し謝罪したが、テレビ朝日の君和田正夫社長は中継に対し「ボクシングをスポーツとして扱うのか、イベントとして扱うのか。TBSのスタンスを疑う。放送局は競技者に敬意を払うべきだ」と苦言を呈した。

