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山田洋次監督が映画人育成手助け
大手映画会社「松竹」(東京都)と今春から映像学部を新設した立命館大学(京都市北区)、京都府は30日、京都市内で記者会見し、山田洋次監督と学生による映画作品の制作、撮影所内への学生の実習施設の設置などに乗り出し、映像産業を担う人材育成のため連携していくことを発表した。
計画では、立命館大映像学部の客員教授を務める山田監督が、かつて撮影所が集まり日本の映画制作の拠点となった京都・太秦の町を舞台にした映画「京都太秦恋物語(仮題)」を制作。学生は作品の事前調査などで、スタッフとして参加する。
山田監督は「太秦には昔ながらの商店街が残っている。制作期間は未定だが、長い時間をかけて作品を作っていきたい」と意欲を語った。
一方、松竹京都映画撮影所(同市右京区)は改修し、映像学部の学生のための教室などを備えた実習施設を設置。松竹と立命館大が、フィルム作品のデジタル復元や保存を共同研究し、松竹とその関係会社は学生インターンシップも受け入れる。
松竹と立命館大は昨年5月、双方が協力して映像技術の研究、開発や人材育成の取り組みを進めることなどを決めた「連携基本合意書」を締結。府が補助金交付などの支援をすることで、産学官の連携が実現した。
長田豊臣・学校法人立命館理事長は「映画は京都の地場産業。日本の映像文化を支える人材を育成し、世界に発信したい」と話した。
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