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「ノイタミナ」初の女性監督 新作「のだめカンタービレ 巴里編」

2008.10.30 08:14
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 大人の女性層に支持されている深夜枠のアニメ「ノイタミナ」シリーズに初の女性監督が抜擢(ばってき)された。「ひぐらしのなく頃に」シリーズでホラーブームを巻き起こした気鋭の今千秋監督。手掛ける新作は「のだめカンタービレ 巴里(ぱり)編」(フジ系 木曜深夜)。実写ドラマ化もされた話題作だけに、「プレッシャーは大きいが、よりアダルトなのだめの世界を披露したい」と今監督は意欲を見せる。

 「子供対象」というアニメの既成概念を打ち破ろうと映画会社アスミック・エースとフジテレビが共同で立ち上げたのがノイタミナ。平成17年4月、人気漫画が原作の「ハチミツとクローバー」の放送開始以来、深夜枠ながら高視聴率を稼ぎ、昨年1月開始の「のだめ−」シリーズ第1弾では、実写のドラマと連動させるなどユニークな企画を連発している。

 「巴里編」は続編で全11話。主人公は音大に通う愛称“のだめ”こと野田恵。大人に成長したのだめのパリでの留学生活を描く。

 数々の日本アニメ界の“若き才能”を輩出するノイタミナの監督に指名された喜びは大きかったが、制作期間中はずっと不安を抱えていたという。

 「どうしても原作やドラマ、前作のアニメと比べられますからね。音楽についての専門知識もなかったので戸惑いの連続でした」

 一方で、大規模な制作環境下での仕事にチャレンジ精神をかきたてられ、パリにロケハンにも出掛けた。

特に精力を注いだのが演奏場面。演奏や指揮の指の動きは実際の音楽家の演奏を参考にCG(コンピューターグラフィックス)も使い、忠実に再現した。

 自らの創作姿勢の持ち味を「“やんちゃ”さです…」と笑うが、今回は我慢して抑えた。“ノイタミナらしさ”を追究するためで「大人の雰囲気を感じてもらえれば」と期待を込めた。(戸津井康之)

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