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生きる大切さ訴え CSで大人向けアニメに挑む出崎統監督 「簡単に死ぬ時代」嘆く (2/3ページ)
このニュースのトピックス:TVドラマ
米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが2006年に公開した映画『ウルトラヴァイオレット』の世界観を使ったオリジナルストーリー。日本のソニー・ピクチャーズや、グループ会社のアニマックスブロードキャスト・ジャパンが、他社の作品を流すだけでなく、オリジナル作品を蓄積していく狙いから企画した。制作には、老舗のアニメ制作会社で海外にも名を知られたマッドハウスが当たる。
遺伝子操作で最強の戦闘能力を手に入れた女性が、それと引き換えに残りわずかとなった寿命のなか、敵にも味方にも追われながら戦いを繰り広げるストーリー。「悲惨な状況に置かれた主人公が、温かい心を持った人たちの出会いを経て、死ぬときまで生き抜こうとする姿に救いが見える」と出崎監督。「家族でも何でも執着しよう。生きていれば楽しいと思えることが何かある。それを簡単に捨ててしまうのは間違っている」と訴える。
過去に手がけた『あしたのジョー』も『エースをねらえ』も、何かに熱中する若者の姿が感動を呼んで、記憶と歴史に刻まれた。
これらの作品で作画監督を務めた盟友・杉野昭夫氏もキャラクターデザインで参加。CSという地上波や映画館とは違った場で、アクション面でもドラマでも大人が楽しめる作品を仕上げ、宮崎監督や押井監督だけではない、日本のアニメ界が持つ底なしのパワーを世界に見せる。


