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日本アニメ、中東で非難 (1/2ページ)
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【カイロ22日共同】日本の人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の中に、悪役がイスラム教の聖典コーランを読みながら主人公らの殺害を命じる場面があり、アラビア語圏のウェブサイトで批判が高まっていることが二十二日までに分かった。原作コミックスの出版元でアニメ製作も主導した集英社(東京)は同日、問題のアニメのDVDと原作コミックスの一部を出荷停止にすると発表した。
中東では「コーランを読めば悪者になるという趣旨か」などの書き込みが三百以上のサイトに拡大。イスラム教スンニ派教学の最高権威機関アズハルの宗教見解委員長アトラシュ師は「イスラムに対する侮辱で受け入れられない」と非難した。
集英社によると、原作コミックスではコーランは描かれていないが、話の舞台がアラビア語圏だったため、アニメ化の過程で採用したアラビア語の文章を「コーランの一部だとの認識を欠いたまま」使ったという。
DVDとコミックスは店頭からの回収はしないが出荷と重版を停止、内容を修正するという。同社は「イスラム教徒の皆様に不快な思いをさせ、心よりおわび申し上げる」と全面的に謝罪した。
問題の場面は二〇〇一年制作のアニメシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険 ADVENTURE」の第六話「報復の霧」の冒頭。エジプトに潜む悪役「ディオ」がコーランを読みながら「(日本から来た主人公らを)始末しろ」と部下に命じる。