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想像力醸す手描きの絵 山村浩二さん (2/2ページ)
このニュースのトピックス:伝統芸能
何よりも想像力に差が出る、と感じている。「線で描かれた丸の形が人の顔や石に見えたりしますが、簡略化された線や面に意味を見いだすのは、人間の想像力が補っているから。本当に人の顔が映っているわけではない。絵は一本の線だけでいろんなものを想像させる力がある。CGは作り込んでいくから説明になってしまって、想像力がそがれてしまう」
昨今の活躍はめざましい。今年1月に放送された大同生命のCMは、海や船、星空などおとぎ話のような構成の作品で話題を呼んだ。映画「カフカ田舎医者」(平成19年)は、世界の主要なアニメーション映画祭でグランプリになるなど数々の栄誉に輝き、各地で順次上映されている。
東京芸大の教授としての挑戦は−。「アニメーションを社会現象の面でとらえた評論はありますが、絵画的な分析はみられない。学生と一緒に考えていきたいですね」
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【プロフィル】山村浩二
やまむら・こうじ 昭和39年、名古屋市生まれ。平成5年、ヤマムラアニメーション設立。落語にアイデアを得た「頭山」は、アニメーション映画祭の最高峰「アヌシー2003」で日本人初のグランプリを獲得したほか、第75回米アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。ほかにも各作品で受賞歴多数。17年には、「愛・地球博」に「ヤマムラアニメーション博物館」を出展した。


