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量から質へ−東京国際アニメフェア タイアップ戦略に陰り、自前の作品で勝負 (2/3ページ)

2008.4.17 15:44
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東京国際アニメフェア会場では「ソウルイーター」のキャラクターに扮した女の子もお目見え東京国際アニメフェア会場では「ソウルイーター」のキャラクターに扮した女の子もお目見え

 当初はうまくいっていたが、毎夜3作品、4作品と新作アニメが放送される状況が到来。高画質で録画可能なデジタル機器の登場が重なり、よほどの作品でなければパッケージを買ってもらえなくなっている。

 果てに見えるのは日本アニメの“崩壊”だ。「地上波で良いアニメが減れば、それを流しているアニメ専門チャンネルも致命的な打撃を受ける」。CS向けアニメ専門チャンネル「ANIMAX」を展開しているアニマックスブロードキャスト・ジャパン(東京都港区)の滝山雅夫社長もそんな危惧(きぐ)を口にする。

 解決のために打ち出したのが自前の作品の確保。親会社のソニー・ピクチャーズが06年に作った実写映画「ウルトラヴァイオレット」をアニメ化して、7月に「ANIMAX」で放送する。

 監督は「あしたのジョー」「宝島」の出崎統氏。制作は米アカデミー賞の候補になった「東京ゴッドファーザーズ」をはじめ、高品質のアニメ作りで海外にも知られるマッドハウス(東京都杉並区)。「日本だけでなく欧米でDVDを売る」(滝山社長)ことで、収益機会を増やせる。続く企画も準備中だ。

 今月7日からテレビ東京系で始まった「ソウルイーター」は、午後6時に放送された後、数日のうちに深夜に再放送する“共鳴放送”がウリだ。「深夜ならではの企画も加えて放送する」と制作するボンズ(東京都杉並区)の南雅彦社長。「放送する機会を増やせば、より多くの人に知ってもらえる。夕方に見られないハイターゲット層にも届く」と狙いを語る。

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東京国際アニメフェア会場では「ソウルイーター」のキャラクターに扮した女の子もお目見え
「東京国際アニメフェア」にはコスプレしたコンパニオンもせいぞろいして目を楽しませてくれる。写真は2007年の様子。「天元突破グレンラガン」は今年も映画化に向けた発表が行われる。
「ソウルイーター」を制作したボンズの南雅彦社長
「あしたのジョー」や「エースをねらえ」を手がけた大御所の出崎統監督
劇場版「天元突破グレンラガン」の発表イベントに集まった大群衆に埋め尽くされたガイナックスのブース
東京国際アニメフェアが東京ビッグサイトで27日開幕。フジテレビのブースはカジノ風に仕立て上げられバニーガールが誘っていた。
実写映画にもなる「ヤッターマン」のメカ「やっターワン」もお出迎え。30日まで開催の「東京国際アニメフェア」
東京国際アニメフェアが東京ビッグサイトで27日開幕。フジテレビのブースはカジノ風に仕立て上げられバニーガールが誘っていた。

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