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量から質へ−東京国際アニメフェア タイアップ戦略に陰り、自前の作品で勝負 (2/3ページ)
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当初はうまくいっていたが、毎夜3作品、4作品と新作アニメが放送される状況が到来。高画質で録画可能なデジタル機器の登場が重なり、よほどの作品でなければパッケージを買ってもらえなくなっている。
果てに見えるのは日本アニメの“崩壊”だ。「地上波で良いアニメが減れば、それを流しているアニメ専門チャンネルも致命的な打撃を受ける」。CS向けアニメ専門チャンネル「ANIMAX」を展開しているアニマックスブロードキャスト・ジャパン(東京都港区)の滝山雅夫社長もそんな危惧(きぐ)を口にする。
解決のために打ち出したのが自前の作品の確保。親会社のソニー・ピクチャーズが06年に作った実写映画「ウルトラヴァイオレット」をアニメ化して、7月に「ANIMAX」で放送する。
監督は「あしたのジョー」「宝島」の出崎統氏。制作は米アカデミー賞の候補になった「東京ゴッドファーザーズ」をはじめ、高品質のアニメ作りで海外にも知られるマッドハウス(東京都杉並区)。「日本だけでなく欧米でDVDを売る」(滝山社長)ことで、収益機会を増やせる。続く企画も準備中だ。
今月7日からテレビ東京系で始まった「ソウルイーター」は、午後6時に放送された後、数日のうちに深夜に再放送する“共鳴放送”がウリだ。「深夜ならではの企画も加えて放送する」と制作するボンズ(東京都杉並区)の南雅彦社長。「放送する機会を増やせば、より多くの人に知ってもらえる。夕方に見られないハイターゲット層にも届く」と狙いを語る。








