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山上たつひこ選集を監修・江口寿史 長編ギャグ漫画、魅力全開 (2/2ページ)

2008.3.22 08:13
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第1巻の「能登の白クマうらみのはり手」第1巻の「能登の白クマうらみのはり手」

 山上作品の魅力は突き抜けたエロ、グロ、ナンセンス。江口は「(第1巻に収録されている)『幽気ケ原の決斗』のイボグリ君は、日本漫画史上最低、極悪非道の主人公でしょう(笑)。高校生のときこの作品に出合って、こんなひどい漫画が描けるのか、と思いました。これはほめ言葉ですよ。極悪非道ですが、ふり切れてしまっている。ストーリー漫画のタッチでギャグ漫画を描き、それまでのギャグ漫画の既成概念を壊した」と評価する。

 選集は、1月に第1巻『能登の白クマうらみのはり手』、2月に第2巻『にぎり寿司三億年』とほぼ月1回のペースで発売され、5月までに全5巻がそろう予定だ。

 「今は長編のギャグ漫画を描く人がほとんどいない。選集に収められた山上作品が発表された70〜80年代は、いろんな漫画家が長編ギャグ漫画を競って描いていた。今はギャグといえば四コマばかりだけれど、長編でなければ出せないパワーがあると思う。若い人に長編ギャグの魅力を感じ取ってもらいたいですね」

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第1巻の「能登の白クマうらみのはり手」
山上作品の魅力を語る江口寿史
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