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【サブカルさーふぃん】ゲーム 原始の感情取り戻す!?
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□モンスターハンターポータブル2nd
講演会に呼ばれることが多いが、昼間のお父さんたちは笑わない。面白いことを言っても、下唇をかんで我慢している。なんでだろうと思っていたら、心理学の本に「かつて原始の時代、男は狩をしていた。だから獲物を待ち伏せする時に声を出したら逃げられる。そこで男は笑わないよう出来ている」と書かれていた。
そうか、軟弱に思える現代の男にもまだ狩人の血が流れていたとは驚きだ。そこで「モンスターハンターポータブル2nd」(カプコン)だ。これはニンテンドーDSに押されっぱなしのソニー・コンピュータエンタテインメントのPSP(プレイステーション・ポータブル)で、約200万本売った大人気のアクションゲームである。
武器がいろいろ選べて自由度は高い。剣や弓、ハンマー…。自分にあった武器を選び熟練していくのも楽しい。このゲームは狩りだけではない。農園を持ち、植物を育てる。鉱物採集や魚釣りに昆虫採集…。まるで都会人が憧れる田舎暮らしだが、のんびりしていたらこのゲームは進まない。
モンスターを狩るために1人雪山に挑んでいく。吹雪の中の咆哮(ほうこう)に驚いて振り向くと、巨大モンスターが襲ってくる。これは勝てないと死に物狂いで逃げ出すが、先回りされて鋭い爪(つめ)が。(ああ、もう駄目だ)と後ろに飛ぶと崖(がけ)の下に転がり、間一髪で命が助かった。そんな時は思わず笑ってしまう。前述の本には「笑いとは人間だけが持っている感情であり、これは極度の緊張や恐怖から解放されたとき、脳をストレスから守るためである」とも。そうか、俺はそれを実感したんだ。笑うには落語もいいけど、やはり狩りもしなくちゃ…なのかな。
(落語家・三遊亭白鳥)

