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【サブカルさーふぃん】ゲーム 「ギャラガ」 郷愁わき上がる名作
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懐かしい曲を聴くと、その頃の景色や知人、思い出が蘇ってくる。
「あの頃、よくあいつの家で遊んでたっけな」といったような。人によって異なるかもしれないが、僕にとっては映画や小説では、その感覚は薄い。そのような思い出プレイバックのメディアは、音楽に限ると思っていた。
先日、Wiiのバーチャルコンソールという、過去のゲームのダウンロード販売のページを眺めていて、懐かしいタイトルに心躍り、いくつか続けて買ってしまった。昆虫型の敵機のシューティングゲーム「ギャラガ」(バンダイナムコゲームス)や、モンスターとの追いかけっこ「パックマン」(同)といった、懐かしの名作。ともに、ファミコン版は四半世紀近く前の作品で、ゲームセンターで遊んでいたのは、さらに数年前のことになる。
その頃、まだ僕は子どもだった。一緒にゲームをしていた友達の顔が浮かぶ。税金も人間ドックも、環境問題も、気にすることのなかったあの頃。ブームになりすぎて、学校でゲームが禁止になると、隣町でプレイするくらい好きだった。ずっと続く広い空。学校までの夏の暑い道程。いろいろな出来事を思い出しながら、夢中でプレイする。ふとゲームを止めると、今日という現実が目の前に拡がった。情報量の少ないファミコンの画面から、リアルな世界へ。30年近くの時間を一気に移動する。
ゲームのプレイで過去が溢れてくる。ゲームにハマる僕を心配する、先生の顔まで思い出した。あの頃に戻って、先生に告げたい。「それなりの大人になりますんで、心配ないですよ。ありがとうございます」と。(ゲームクリエイター・飯野賢治)