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【サブカルさーふぃん】アニメ 作画監督 画質に責任持つ仕事師
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アニメ作品の“質”は誰が作り上げているのだろう? 作品はプロデューサー、監督、作画監督、美術監督など、大勢のアーティストの協力で作り上げられていくものだが、今回は作画監督について考察してみたい。
アニメ作品のキャラクターの責任者が作画監督、略して「作監」。昨年末、杉並アニメーションミュージアムで行われた逢坂浩司氏の回顧特集展示には大勢の来館者があり、作画監督の仕事に根強いファンがいることを証明した。
作監の仕事は、監督の意向を汲(く)みながら、登場人物全般のデザインをしていく。主人公はもちろん、脇役、乗り物など、画面に出てくるすべての動きや画質に責任を持つ。魅力的な絵を描ける高い技術や知識も必要となり、大勢のアニメーターが描いた動画を直していく体力も要求される。制作が始まると激務が続く職種だ。
これまで、数々の名作監が日本アニメの歴史を作ってきた。森やすじ、大工原章、古沢日出夫、大塚康生氏などは、作画面を劇的に向上させた功績を称(たた)えられ、文化庁メディア芸術祭や東京国際アニメフェアで功労賞を受けた。その後も安彦良和、小田部羊一、富永貞義、後藤隆幸氏ら優秀な作監が出ている。
そして、毎日放映されているテレビアニメ1本1本にも作監がいる。この人たちの努力のおかげで日本アニメの画質が保たれているといっていいだろう。(杉並アニメーションミュージアム館長・鈴木伸一)