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【サブカル展望2008】(上)落語家・三遊亭白鳥 地球を救うゲームソフトを!

2008.1.8 08:14
このニュースのトピックスゲーム

 ゲームは昔では想像できない広がりを示している。このカオス(混沌)状態のゲーム界で今年どんなゲームを望むか、なんてさっぱりわからない。それでもあえて言わせてもらえば、俺(おれ)は今後のゲームに「助け合い」を求めたい。

 ゲームとは仮想世界の出来事だ。どれだけ敵を倒そうが、作ったサッカーチームで世界一になろうが、現実世界ではなんの足しにもならない。お母さんが言うでしょ。「その情熱の1割でもいいから勉強に回してくれたら、良い大学に行けて出世するのにね」

 確かにゲームを頑張ったからといってお金を稼げるわけではないのだ。しかし、その一方でオンラインゲームでは、レアな武器のアイテムが実際のお金で取引されているそうだ。だからやり方によっては丸っきりの絵空事ではないのだ。

 今、地球を見渡すと環境破壊から地域格差、飢えて死んでいく子供たちが大勢いる。一方で暖かな部屋でポテチをかじりながらゲーム三昧(ざんまい)の先進国の子供たち。「どうにかしてあげたいと思うけどどうしたらいいんだよ」「赤十字にお金を寄付すればいいんだけど、100円ぽっちりじゃ恥ずかしいし面倒臭い」。そう考えている人も多いはずだ。

 ここでゲームの出番だ。例えば、プレーヤーが主人公となって楽しむRPG(ロールプレイングゲーム)で珍しいアイテムを見つけたら、それをソフトに書き込んでオンライン、もしくは家電量販店に置いてある端末で売る。通常であれば、ゲーム上で流通するポイントの交換で済むのだが、実際のお金でもやりとりできるようにする。そのうちの何%かを、募金に回すシステムを作るのだ。

 1人ではわずかなお金でもチリも積もれば山となる。そのお金でアフリカの貧しい子供たちに学校を作ってあげて、その授業の様子をオンラインで見ることができたら「俺、ゲームやってて良かったな」なんてことにならないだろうか。

 「ゲームが地球を救う」。この精神で画期的なソフトを作り上げてもらいたい。でも今1番欲しいソフトは、例えば、「どこでも青色申告」。空いた時間や電車の中で日々の帳簿が簡単に付けられ、そのソフトを持っていけば税務署で認められる。フリー事業者、夢のソフトだ。これなら確定申告で毎年慌てなくてすむ。早くどこか作ってくれ。

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