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【TOKYOの時代】(4)キャラクター 世界席巻するヒーロー (3/4ページ)
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良い物を見たい、作りたい。TOKYOがまだEDOだった時代から流れる職人かたぎがある限り、漫画やアニメは途絶えない。キャラクターも生み出され、そして世界を席巻し続ける。(谷口隆一)
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日本発のコンテンツ
日本で最も人気を持ったポップカルチャーが漫画。キャラクター文化の源とも言えるこの漫画を、TOKYO発で世界に向けて展開している会社がある。その名もずばり、TOKYOPOP(トーキョーポップ)だ。
取締役ジェネラル・マネージャーの松橋祥司氏によると「北米で年間に400冊から500冊の漫画を出している」というから、日米合わせても相当な規模の出版社。存在感も強く、欧米における漫画文化の創造に大きな役割を果たしている。
ここに至るまでには苦心もあった。「当初はサイズもばらばらで、店によって扱いが変わっていた」。なかなか浸透していかない状況に、創業者のスチュウアート・リービー社長は統一されたパッケージで店頭に並んでいるゲームソフトを見習うことにした。
「02年にサイズをそろえて値段も9ドル99セントに統一した。読み方も日本と同じように右から左へと戻した」。左から右へと読んでいく欧米の漫画に合わせ、反転させて印刷していたが、本物の良さを知ってもらうにはオリジナルのままが一番と判断。吹き出しの文字も日本語のままにして、日本製アニメの人気に合わせて増えていた、北米の漫画ファンにアピールした。
「日本文化を世界に広めるといった気負いはない」。フランスのリュミエール兄弟が作り上げた映画が、世界共通の映像コンテンツとなったように、日本が作り育てた漫画が、世界に広まりコンテンツのスタイルとして定着していく。そのきっかけをTOKYOPOPは作ろうとしている。



