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【TOKYOの時代】(4)キャラクター 世界席巻するヒーロー (2/4ページ)

2007.12.29 10:59
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国民的キャラクターの「ウルトラセブン」や「ウルトラマン」を展示。日本のキャラクター文化の歴史や創造力の高さが堪能できる=東京・六本木国民的キャラクターの「ウルトラセブン」や「ウルトラマン」を展示。日本のキャラクター文化の歴史や創造力の高さが堪能できる=東京・六本木

 「キャプテン翼」にしても「ドラゴンボール」にしても、掲載されたのは同千代田区にある集英社の「週刊少年ジャンプ」。すべての漫画誌は東京都内で編集され、全国へと送り出される。これらをアニメ化するスタジオも8割が東京に集中する。08年に生誕80年を迎える故・手塚治虫を筆頭に、爆発的にふくらんだ漫画文化と、そこから生まれたアニメやゲームの文化が東京から日本へ、そして世界へと広がりキャラクターで埋め尽くす。

職人かたぎ不変

 順風満帆なわけではない。「このままでは日本のアニメはダメになる」と、「魔法のプリンセスミンキーモモ」などで魅力的なキャラクターを創造したアニメーターの芦田豊雄さんは、悲痛な声をあげる。クリエーターの報酬が低すぎて、若い人材が来ないのだ。「優秀な原画マンで時給540円、作画監督で800円」では、ファストフードやコンビニエンスストアの店員にも及ばない。

 この待遇では、国が文化の代表選手と持ち上げてくれても人材は来ない。これではいけないと、芦田さんが発起人となり、今年6月に「日本アニメーター・演出協会(JAniCA)」が立ち上がった。現場で働くクリエーターの声を集め、制作会社やスポンサーの理解を得ながら待遇を改め、人が集まる業界にして創造への基盤を再構築する。

 漫画にも不安はある。「北斗の拳」で今も人気の原哲夫さんは「漫画を地道に作る環境がなくなってきている」と心配する。結果だけに一喜一憂して、将来ある若手を手間ひまかけて育てる編集者が少なくなった。それでも「やるやつはやる。僕らはそんなやつらを支えられる態勢を作っていきたい」。

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国民的キャラクターの「ウルトラセブン」や「ウルトラマン」を展示。日本のキャラクター文化の歴史や創造力の高さが堪能できる=東京・六本木
TOKYO発で日本の漫画を世界に発信している会社がTOKYOPOP。最近では北米でも日本人に遜色のない漫画を描くクリエーターが登場して来た。
キャラクター文化の中心地が秋葉原。ビルにもアニメのキャラクターが描かれた巨大な看板が掲げられ、世界でも珍しい光景を作り上げている。
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