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【TOKYOの時代】(4)キャラクター 世界席巻するヒーロー (1/4ページ)
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ライトに照らされ銀色のマスクが浮かび上がる。東京都世田谷区の円谷プロダクションが制作したテレビ番組「ウルトラセブン」(67年)の主人公。同港区にある「六本木ヒルズ森タワー」の「森アーツセンターギャラリー」で08年1月20日まで開催中の「ウルトラマン大博覧会 ROPPONGI天空大作戦」に並んでいる。
ほかにも「ウルトラマン」のマスクや、撮影に使われた小道具などを展示。懐かしさに誘われた大人たちや、新作の映像やグッズで知った子供たちで、連日、大にぎわいを見せている。
“芸術作品”を見せる美術館で特撮ヒーローの展示が行われることに、違和感を抱く人もいるだろう。しかし「ウルトラマン」をはじめとした日本のキャラクターは、絵画や音楽にも増して世界から注目を集め、影響も与えている。
“聖地”目指して
サッカーをテーマにした「キャプテン翼」のアニメーションが、当時は子供だったイタリア代表クラスの選手たちを熱中させたのは有名な話。「ウルトラマン」も「アメリカで放送されていて40歳以上には知名度が高く、親近感も持たれている」と、森島恒行・円谷プロダクション社長は話す。
ネット時代の現在、南米や北欧の少女たちが漫画やアニメの最新情報をネットで集め、キャラクターの衣装を作って身にまとい、日本行きを夢見ている。
世界屈指のキャラクターの街、それがTOKYOだ。見上げれば、ビルの壁で巨大な女の子の顔が笑っている。見渡せば、怪獣の小さな顔が、カバンや携帯電話にぶらさがって揺れている。TOKYOほどキャラクターにあふれた街はない。そして、TOKYOほどキャラクターを産み出している街もない。



