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【サブカルさーふぃん】ゲーム 「Wii Fit」遊びながら健康管理
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約1年前に登場した任天堂のWiiは、リモコンを「振る」などの直感的で簡単な操作方法によって、家族の誰もが一緒に楽しめるゲーム機となって、多くの家庭のリビングに置かれるようになった。従来のゲーム機は、ボタンを「押して」操作するものだった。
しかし、奥深さを増すために、コントローラーのボタンの数が増えていくことと反比例して、ゲームプレイヤーの数は減少してしまった。そこで任天堂が取った方策が「新しい操作方法の提案」だった。「指」ではなく「腕」でプレイするゲーム。ピアノが弾ける人は少ないが、大太鼓が叩(たた)ける人は多いように、多くのゲームプレイヤーを取り戻すことに成功した。この1年は任天堂によるゲーム革命の年だった。
発売から1年。任天堂が新たに投入したのは「Wii Fit」なる、「足で操作するゲーム」だ。まさか、ゲーム機に、健康管理を手伝ってもらうとは思ってもいなかったが、単なる健康ソフトとして登場させなかったのが任天堂のすごいところだ。「定期的に体重を量る」というコンセプトを実現させるには、継続が必要である。風呂場に置いてある体重計ならまだしも、テレビの前の「板」に継続的に乗るのは簡単なことではない。「ゲーム」という「繰り返し楽しむ遊び」によって、継続性を生み出すという設計。「面白いゲーム」が作れる任天堂だからこそ、成立した企画なのだ。
クリスマスが近づき、多くの子供が「Wiiが欲しい」とサンタにお願いするだろう。サンタも「Wii Fit」を知ることで、来年の今頃はスマートな体形になっているかもしれない。(ゲームクリエイター 飯野賢治)

