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「アムロ行きます!」蘇る名セリフ ガンダム劇場版DVDボックス来月発売 (1/3ページ)
■アムロ役の古谷徹さん、シャア役の池田秀一さん
アニメーションの金字塔にしてアニメビジネスの最優良児が「機動戦士ガンダム」だ。プラモデルの販売が3億8000万個を超え、DVDシリーズも累計1400万本近くを売り上げる。12月21日にバンダイビジュアルが発売するDVD「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」(1万8900円)は、1979年放送の最初のTVシリーズを3部作にして、81年から82年にかけ劇場公開したものをセット。公開当時を知る古手のファンから原点を見たい新しいファンまで、幅広い世代にアピールする。(谷口隆一)
最新鋭のロボット「ガンダム」を操る天才少年アムロ・レイを演じた古谷徹さん(54)が言う。
「過去の自分は超えられない」
アムロの好敵手として活躍したシャア・アズナブル役の池田秀一さん(57)も追随する。
「超えられないですね」
DVD商品「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」の特徴は映像の高画質化と公開当時のオリジナル音声の収録。最後の「機動戦士ガンダム3 めぐりあい宇宙編」公開から25年を経て、2人の主演声優が自分たちの演技を振り返る。
≪人生の転機≫
実はこの劇場版3部作。2000年に音声を新たに録り直したものが「特別版」として発売されている。当時もアフレコに参加した古谷さんは「プロの声優としてキャリアを積んだ後で演じたアムロ。魅力もあると思う」と評価し、池田さんも「1つの曲がアレンジを変え長い間歌い継がれているように、今の池田で良いと思ってやった」と話す。ただ「世間知らずでピュアな部分があった25歳で演じたところが、16歳のアムロにうまく投影できた」と古谷さん。劇場公開当時の演技にはかけがえの無さもある。
特別版が“原点”になっている若いファンがオリジナル版を見て若さゆえの熱気を感じ、経験が演技にもたらす厚みを思う。オリジナル版発売がもたらす意味は懐古にとどまらない広がりを持つ。
