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「名探偵コナン、最終回の構想できている」青山剛昌語る (2/3ページ)
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殺人をサラッと描くのは…
気になるのは、長期連載の弊害。どんどん話が難しくなっていくといったケースも少なくない。その点、名探偵コナンは1巻から同じトーンを維持している。コツは。
「専門的にならないこと。難しい言葉を使って、けむに巻くのは簡単だけど、読んでいる人にはわからなくなっていくからね」
題材の一つ、殺人には気を遣うという。「殺人を軽々しく扱うつもりはないが、読者が読み終わったあとで嫌な思いをしないように、サラッと流している。目標はシャーロック・ホームズ。うきうき読んでもらいたい」
週刊の連載回数は合計624回を数える。
「ネタがどうしても出なくて、12時間近く打ち合わせるときがある。早いときは4時間で決まるのに…」
行き詰まった時は、すでに描いた事件の要素を組み合わせられないか考えたり、「ぷらぷら歩いたり、DVD観たり。気分転換ですね」
最終回の構想はできている
インタビューは、都内の仕事場で行われた。机にセットされたICレコーダーをみるや、すぐ手にする。
「ちっさい。今のはすごいですね」
これが青山である。何にでも飛びつき、おもしろがる。
鳥取県大栄町(現・北栄町)生まれ。子供時代は、山での探検ごっこに明け暮れた。
「だから、探検ものが描きやすい。コナンの動きは、僕の経験ばかりだから」
大学卒業後、美術教師を望んだ父に反対されたものの、「今では一番の応援者。帰省するたびに、サインを頼まれるよ」
最終回の構想はできている。が、終了はまだファンが許さない。
「期待は裏切りません」
孝行息子、コナンは続く。=敬称略
(堀口葉子)