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幻のNHK大河復活 欠品テープ寄贈、視聴者から続々 (2/2ページ)
2人から寄せられたテープは同チャンネルを介してNHKに寄贈され、カビを取り除くといった補修作業が施された。NHKはこの動きに連動し、今年7月からNHKのアーカイブスホームページに「草燃える」のテープを保存している人を探す告知を掲載。この呼びかけに応じ、計50話を持つという視聴者も現れ、めでたく全話分をそろえることに成功した。
NHKや同チャンネルによると、大河ドラマの放送が始まった昭和38年ごろの録画テープの価格は、サラリーマンの月収の3倍程度と高価で、重ね撮りして使うのが当たり前だったという。その結果、名作の多くが消滅し、初期の作品は一部しか残っていないという状況が生まれた。NHKが文化的価値に着目し、すべての大河ドラマを組織的に保存するようになったのは、「草燃える」の翌々年、昭和56年の「おんな太閤記」からだという。
NHKライツ・アーカイブスセンターの専任ディレクター、秋田祐介さんは「見ることのできない作品もまだまだ視聴者の間に残っている可能性がある。今後は他の作品についても募集を呼びかけたい」と話している。
時代劇専門チャンネルでは、今回新たに見つかったテープを加えて、「草燃える」を来年2月に放送するという。

