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【プレミアムシート】自分の“男役”目指して飛翔 宝塚宙組新トップスター、大空祐飛 (1/2ページ)
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大きな空に飛翔する−。まさしく宙組のトップスターにふさわしい雄大な芸名である。「偶然ですけれど、最終的に私が行く場所だったのかなと、少しは運命的なものも感じますね」−。照れたように微笑(ほほえ)んだ。
スタイル抜群で人気も高く、早くから期待されていたが、今年2月に宙組主演男役の就任とそれに伴う組替えが発表されたときは、だれもが驚いた。相手役の主演娘役に決まった野々すみ花ともども、花組からいきなり宙組のトップ・コンビに異動する人事は、宝塚歌劇95周年の長い歴史の中でも初めてだった。
「私にとっての一番大きな節目は、花組への組替え(平成19年)でした」という。「とても不安で動揺しましたが、行ってみたらすごく楽しくて。環境の変化が刺激になったのか、『かたくな』さがとれて楽になったんです。宝塚はひとつ。多少空気は違っても、どの組でも舞台を作っていく気持ち、プロセスは同じです」
入団18年目のトップ就任は、かなりの遅咲き。同期生で元宙組トップの貴城けいはすでに退団、月組トップの瀬奈じゅんが現在、退団公演中だ。
「非常に時間はかかりましたが、私にとっては今がグッドタイミング。自分がどういう男役として確立していきたいのか、自信を持てないとセンターに立つ気はなかった。ただ、ずっと応援してきてくださったファンの方がいたから、あきらめずにがんばれたんです」−。「素直にうれしい」という言葉に、ホッとした雰囲気がにじみ出る。
今は、トップの実感を感じる日々。「自分の発言や行動に対して、みんながすごく集中してくる。自分の居方をしっかり持っていなきゃと、責任の重さを意識しています」
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