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【WOWOW】バラク・オバマ 大統領への軌跡 15日(日)午後4・30〜
このニュースのトピックス:TVドラマ
初来日が目前に迫った米国のバラク・オバマ大統領。昨年の大統領選での“オバマ・フィーバー”、10月のノーベル平和賞受賞はまだ記憶に新しいが、07年2月から昨年11月にかけての選挙戦に密着取材したドキュメンタリー「バラク・オバマ 大統領への軌跡」が「WOWOWプレミア」で放送される。日本にもファンが多い「SEX AND THE CITY」などのヒットドラマで知られる全米の人気チャンネルHBO局が、今月3日に放送したばかりの最新作だ。
本作がユニークなのは、カメラがオバマ候補とその家族以上に、オバマ候補を支持する運動員たちを追ったこと。オバマ候補が掲げる「チェンジ(変革)」に共感した若い運動員たちは草の根運動を展開。新しい世代らしく、パソコンやインターネットを活用する者もいるが、多くは有権者一人一人に支持を呼びかけていく正攻法だ。地道な運動が、やがて無関心層をも巻き込んで“オバマ・フィーバー”に発展していくのが感動的。押しつけがましさはけっして感じられない。
当時のオバマ候補の素顔も見られる。評判通り常に携帯電話を手放さない姿に苦笑を誘われる場面もあるが、しっかりと相手の目を見て話す真摯(しんし)な態度に米国の未来を託したいと願う者が続出したのはうなずける。
見逃せないのは、選挙戦がけっして楽なものでなかったこと。カメラは公平に、有色人種のオバマ候補を信用できないという白人有権者たちの声も拾う。しかし一般投票当日、投票所の前に並んだ有権者の長い列には「チェンジ(変革)」への期待がみなぎる。
本作の原題は「人民による」というもの。歴史を変えた大統領選だが、その主人公はオバマ候補でなく、やはり大衆だったのだ。(アメリカTVライター 池田敏)
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